未経験でも大丈夫?派遣社員として、0から始める働き方構築

日々働いている中で、「この仕事は、自分のやりたい事と違う…」と感じることはありませんか?または「こういった仕事がしたい」と途中で気づくことがあるかもしれません。

そう感じても、「やりたい仕事が今の業界や職種と全く違うから…」と半ば諦めていませんか?確かに中途採用=即戦力といった考え方の企業は少なくありません。

しかし、派遣社員なら未経験の求人が数多く存在し、やりたい事を仕事にしやすいのです。

本記事では、派遣社員として未経験の仕事を行うにあたってのポイントを説明します。

目次

未経験OKの会社でも雇ってくれない事ってある?

新しい事に挑戦しようとするとき、人は及び腰になりがちです。

「未経験OKと書いていても、結局面接で落とされるのでは…」と悪い考えが頭をよぎることも少なくありません。

もちろん採用に絶対はありませんので、企業との相性によっては断られてしまうこともあるでしょう。

ですが未経験OKの求人の場合、本人の熱意・やる気が採用のきっかけとなることが多いのです。

本項では、企業に雇ってもらえやすくなるコツを説明します。

今一度、自分自身を見つめ直してみましょう。

自分の強みをしっかり見極めることが大事

企業から「自己PR」をしてください。

と言われてパッと言葉が出てくることは少ないですよね?意外と、自分の長所というのは自分では理解できていないものなのです。

そこで、自分の今までの経験を踏まえて「このような事が得意だ」という強みを見極めましょう。

派遣社員の場合、短い期間で多くの職場を経験できます。

その中で、

「自分は接客や電話応対など、人とのコミュニケーションが得意だった」

「きっちりとした性格なので、備品管理や数字入力の間違いが少なかった」

「ワードやエクセルなどの知識があるので、会社の会議資料などの作成を任されていた」

等、小さなことでも構いませんので、自分の強みを見つけるようにしましょう。

「なぜこの仕事がしたいのか」をしっかり考えて

ただ漠然と「こんな仕事がやってみたい」というだけでは、採用担当者の気持ちを射抜くことができません。

採用担当者としては未経験ながらも少しでも戦力になるような人材を探しています。

漠然とした気持ちだけでは長続きしないのでは…と思われてしまいます。

ですので、未経験でもなぜこの仕事に就きたいのか、自分は将来どのように活躍したいのかをしっかりと考えましょう。

採用担当者に伝える際には、自身の経験を踏まえると説得力が上がります。

「人と話すことが好きだから接客業を志望しました」というだけではなく「以前の職場で電話応対などを行っていた時に、人と話す楽しさや感謝される喜びを感じ、より一層人と接する機会の多い接客業で自分の力を伸ばしたくなりました」とすると、未経験の仕事に就きたいと思った経緯がはっきりとしますよね。

未経験でも、勉強してスキルを習得しておく

事務などの人気の仕事だと、応募人数が多くなります。

いくら未経験OKといっても、何かしらのスキルを持っている人のほうが選ばれやすくなります。

そこで、何かしらその職種に使える資格を習得するようにしておきましょう。

派遣会社によっては、資格研修などのサポートがついている会社も数多く存在します。

資格は一度取得してしまえば一生使えます。

国家資格などになればその資格だけでずっと仕事に困らないという事もある位です。

国家資格などは難易度が高いですが、ワードやエクセルといったオフィス関係の資格や、秘書検定などのサポート関係の資格は比較的簡単に取得できます。

資格獲得はやる気の表明にもつながりますので、まずは簡単なところからできる範囲で挑戦してみましょう!

自分の年齢が気になる…若くないけど、働けるところはあるの?

未経験の仕事に関して付随する問題の1つが年齢です。

確かに、若いというだけで貴重な人材として扱われることもあり、未経験の仕事だと将来を考えて、若い人を選ぶ傾向が多いでしょう。

ですがそこは経験の差でカバーしましょう。

職種は未経験としても、今までの経験で育まれる仕事に対しての取り組み方や心構えは年齢を重ねないと生み出されません。

若い人と比べられても負けないような経験をアピールすることができれば、たとえ未経験であっても採用されるはずです。

本項では、若いとは言えなくなった世代の方が、未経験の職場へ挑戦する際の心構えについて説明します。

派遣会社は数多く存在する。

まずは登録から

年齢を重ねたうえで、未経験の職種へ転職することを考えることは素晴らしい事です。

しかし社会の厳しさも存分に経験してしまっているので、「こんな年齢で大丈夫だろうか」と悩んでしまうことも仕方のない事です。

若いときは失敗しても許されていましたが、歳を取ると失敗することも難しくなりますからね。

ですが、せっかく新たな道を望んでいるのですから、実現させなければ意味がありません。

ここは失敗を恐れず、前向きにチャレンジしましょう!派遣会社・求人案件は数多く存在します。

まずは登録し、派遣会社の担当者と相談してみてください。

今はシニアの派遣というものも存在しますので、仕事を探すことに関してのハードルは高くありません。

まずはやりたい仕事への第一歩を踏み出しましょう

自身の経験を考えて、生かせる部分を見つめなおす。

年齢を重ねた事による最大のメリットは経験です。

今までに何度も挑戦し、失敗を経験しながらも困難を乗り越えてきた自分自身が最大のアピールポイントなのです。

未経験だからと言って、仕事に関するノウハウが全く使えないわけではありません。

お客様への応対1つとっても若い人とは圧倒的に差があると思います。

経験を伝える上で大切なことは「説得力」です。

今までの経験から学んだことをどのように活かすかを考え、この経験が新しい仕事にどのようにマッチするかを説明できるようにしましょう。

もちろん、新しい職種に対するリサーチも欠かしてはなりません。

若い人に比べて、仕事に対する理解は深いはずです。

日ごろから自分の経験を見つめなおす機会は少ないかと思いますので、一度しっかり時間をとって考えましょう。

未経験の職種に飛び込むのは不安…注意すべきことは?

未知の世界と聞くだけで物怖じしてしまいますよね。

最近はインターネットの口コミなどで情報収集は容易いですが、良い話もあれば悪い話もあり、不安は募る一方だと思います。

ですが、一番大切なのは自身の「向上心」です。

未経験というマイナスを早く無くせるようにまずは行動を起こしましょう。

起こした行動が経験に変わり、新たな道が広がります。

とは言っても何かしらの心構えが欲しいですよね。

本項では、未経験の職場で注意すべき心構えについて説明します。

「未経験」を盾にして、仕事に甘えない事が大事

未経験だからと言って、長く指導してくれる会社は多くありません。

数多くいる経験者や即戦力の人を蹴って、未経験でも魅力のある貴方を選んでいるのです。

会社としては早く一人前になってほしいと思っている事でしょう。

なるべく早く独り立ちできるように、先輩社員の言うことをしっかり聞いて、技術を学びましょう。

時には盗むような気持で周りを観察してください。

仕事の進め方、お客さんとの会話の仕方、パソコンの使い方など、細かいところに仕事を円滑に進める方法は潜んでいます。

「未経験だから」と予防線を張るのではなく、「未経験は恥ずかしいことだ」と思えるくらい前向きにガツガツと吸収していきましょう!

会社としても、そのような熱意ある人材を求めているはずです。

お給料をもらいながら勉強できる最大のチャンスと捉える

「給料を貰いながら勉強している」という言葉は新入社員など、入社して間もない人に向けてよく言われる言葉です。

働いている本人からしたら、少しでも会社に貢献しているわけだからその言葉はおかしい!と思われるかもしれませんが、他の先輩社員より生産性が低いことは事実です。

実際に、会社としては先輩社員の生産性を下げて指導を行ってくれたり、他の人と変わらないような給料を支払ったりしてくれています。

それだけ期待されているという証拠なのです。

言葉がおかしいと思う方も、言葉に不貞腐れるのではなくチャンスと捉え、とにかく独り立ちを目指して努力を続けましょう。

まとめ

いかがでしょうか。

派遣社員は安定性が低い等マイナスなイメージが付きがちですが、未経験の職場にチャレンジしやすいという環境は派遣社員が一番良いでしょう。

新しい仕事を始めるという事は非常に労力がいりますし、大変なことと思われます。

そんな時に一番大事なのは自分のやる気です。

精神論ではありますが、自分の情熱を見せることができれば、新しい環境でも必ず成功できるでしょう。

とはいってもただやる気を出すだけでは案外伝わらないものです。

やる気を表す指標として資格や志望動機といった要素があります。

そういった指標を用いて上手く相手に伝えられるように、自己分析を続けましょう!

貴方のチャレンジが成功することをお祈り申し上げます。

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